ねぇねぇ、ねここさんと2人で対戦したいんだけど!
将棋とかチェスみたいなボードゲームで!
おっ!のぞむところよ~!
まずは私のお気に入りのアブストラクトゲームを紹介するよ!!
こんにちは、ねここ(@nekohuman1)です。
最近アブストラクトゲームにハマっています。
アブストラクトゲームは将棋やチェスのようにテーマや運の要素がない戦略的なゲームのことをいいます。
小学校低学年くらいのころに初めて将棋をやってみたのですが、
全然勝てず、どう動いたらいいのかわからないまま
なんとなく遊ばなくなってしまいました…。
それが大人になってからやっと将棋のおもしろさがわかってきました。
私の場合はアブストラクト系のボードゲームから将棋やチェスの楽しさを知ったので、
将棋やチェスをすでに楽しんでいる方にアブストラクト系のボードゲームも遊んでみてもらいたいです。
というわけで、今回は
2人で対戦できるおすすめのアブストラクト系のボードゲームを紹介します。
オニタマ
デザイナー:シンペイ・サトウ
プレイ時間:10分~30分
プレイ人数:2人
年齢:8歳以上
カードに書かれている動きに従ってコマを動かすボードゲーム!
5×5のボード上に各プレイヤー側に5つのコマが配置されている状態からスタートします。
10マス埋まっている状態です。
5つのコマのうち真ん中にあるのがマスターコマといって、将棋でいう王様のコマになります。
相手のマスターコマを取るか相手のマスターコマが最初にいる場所に自分のマスターコマを到達させたら勝ちです。
将棋やチェスと同じように、相手のコマが置いてある場所に自分のコマを移動させたら相手のコマを取ることができます。取ったコマはボード上からいなくなり、再度使うことはできません。
ここまでは至って普通のルールかと思います。
このゲームのおもしろいところはカードを5枚使用するところです。
各プレイヤーにカードが2枚ずつ配られます。自分の手元に公開して置きます。
残りの1枚はボードの横に置いておきます。
これら5枚のカードにはそれぞれ異なった動き方が書かれています。
「右に1マス・左に1マス・前に1マス・後ろに1マスのうちいずれか1つ」
「右に2マスと前に1マス・左に2マスと前に1マス・右に2マスと後ろに1マス・左に2マスと後ろに1マスのうちいずれか1つ」
この自分のカード2枚のうちいずれか1枚を選び、その1枚の中に書かれている動きを選んで自分のコマのどれか1つを動かします。
自分のコマを動かしてターンが終了したら、自分が使ったカードをボードの横にあるカードと交換します。
次の手番プレイヤーも同様にコマを動かした後ボードの横にあるカードと交換します。
これを繰り返していき、勝利条件を満たした人が勝ちです。
5枚のカードは全て公開されているので、
「わたしがこのカードを使ったら相手にこのカードが次の次のターンに渡ってしまう…」
「右に1マス進めるカードはこれ1枚しかない…」
みたいなことをものすごく考えるので楽しいです。
カードは16枚入っていてそこから5枚を使うので、毎回違った展開が楽しめます。
将棋みたいにコマ1つ1つの能力はないけど、カードのおかげでどのコマもいろんな動きができるんだね!でもカードは5枚しかない…おもしろそう!
コンヘックス
コンヘックス(ConHex)は、「黄色」と「赤」で
対戦する2プレーヤー・アブストラクトストラテジ
ーゲームです。両プレーヤーは自分の色の向かい
合う2つの辺を、自分の占領したマスで、一続きに
繋げることを競います。両プレーヤーは、マスを占領するため、その周
囲に自分のペグを配置してゆきます。 pic.twitter.com/IOpb7K8pC1— nestorgames (@nestorgames) 2018年1月25日
デザイナー:ミカイル・アントノー
プレイ時間:30分
プレイ人数:2人
年齢:10歳以上
自分の板タイルでボードの端から端をつなぐアブストラクトゲーム!
赤の人はボードの右側と左側を板タイルでつないだら勝ちです。
黄色の人はボードの上側と下側を板タイルでつないだら勝ちです。
エリアの中に板タイルを置くことで勝利に近づいていくのですが、
板タイルを置くにはペグという小さなコマを配置する必要があります。
エリア内に自分の色のペグを過半数置くことができると板タイルを置くことができます。手番にできることはこのペグを1つ置くことだけです。
自分の色のペグが置かれているエリア内で過半数を超えたら板タイルを置き、次の人の手番となります。
これを繰り返していって、自分の色の対辺を板タイルでつないだプレイヤーが勝ちです。
6つのところだと3つペグを置く必要があるので、かなり悩まされます。自分は左右をつなげたいと思っているのに対して、相手は上下をつなげようとしていて、ゴールが違うのがおもしろいところだと思います。
自分の色の道を作っていけるようにペグを置きつつ、相手が板タイルを置けないよう考えていく、非常に戦略的で性格も出るアブストラクトゲームです。
ペグを1つ置くだけなのにすごく戦略的だね!でもパッと見ただけでも何が起きているのかがわかる…すごくいいゲームだね。
ノッカノッカ
デザイナー:ンダノガ
プレイ時間:5分~20分
プレイ人数:2人
年齢:6歳以上
コマの上にのっかることができるアブストラクトゲーム!
それぞれ相手のコマが置いてある向こう側にある自分の色のゴールエリアに自分のコマが到達したら勝ちです。
移動する先にコマがあるときには、コマの上に乗っかることができます。
乗っかっているコマはその後いつでも動かすことができますが、下にあるコマは上にあるコマが動いてくれないと動かせません。
コマの重なりは3段までで、3段になったら2段目のコマも動かせなくなってしまいます。
相手のゴールエリアに自分のコマが到達すると勝ちですが、
相手のすべてのコマに乗っかって勝つこともできます。ちなみに私は一番最初にこのゲームをやったとき、全部相手がわたしのコマに乗っかり、負けました…。
どうやらこの負け方は非常に珍しいようで、周りの人がざわついていました。笑
それでも何度も遊んでいるのはやっぱりこの「のっかる」システムがおもしろいと思うからです。
非常にシンプルですが、コマはななめにも移動できるので選択肢が多いです。
なるほど~のっかって相手の動きを制御することができるのか…!
アブストラクトゲームって本当にいろいろあるんだね~
リング迷路
デザイナー:ユルゲン・ヒール
プレイ時間:15分
プレイ人数:2人
年齢:10歳以上
自分のリングを迷路のように端から端までつなげるアブストラクトゲーム!
自分の手番ではリング一つをボードの外周にはめこみ、そこから1マス分だけ中央に転がします。
押し出す先にリングがある場合はそのリングも一緒に転がって移動します。
交互にリングを置いていき、左右でも上下でも対辺をつなげたプレイヤーの勝ちです。
リングが5つ置いてあって1列埋まっているときがあります。
そのときは、自分のリングを置いて転がすことで、すでに置いてあった自分のリングを場外に出すことができます。ただ、相手のリングを場外に出すことはできません。
なので、1列埋まったときに両サイドが相手のコマである場合はその列は固定されてしまいます。
得意なゲームを何度もするより、
苦手なゲームを何度も挑戦する方が楽しいので、
このゲームにハマっています。まず、外側からしかリングをはめこめないのが難しい…。
真ん中に置くことができたらなぁって何度思ったことか…。
あとは固定されたときはもうどうしようもないんですよね…。
今回紹介したアブストラクト系ボードゲームの中でもこれが一番わたし苦手です。笑
でも一番遊んでいるゲームです。
苦手なのに好きとかどういうこと?向上心が高すぎる…!笑
確かに最近うまくなったなって思うけどさ笑
最後に
今回は2人で遊べるアブストラクト系のおすすめボードゲームを紹介しました。
・コンヘックス
・ノッカノッカ
・リング迷路
今回はアブストラクト系のボードゲームの中でも違ったタイプの4つを選んでみました。
どれも頭を使って先の先を読んで自分の一手をうつゲームです。
ゲームが終わった後は疲れるんですが、すごくいい疲れなんですよね。
ボードゲームが頭のスポーツといわれている意味が最近やっとわかってきたような気がします。
今回の記事を読んで、
楽しそう、やってみたいと思ってもらえたらそれだけでもうすごく嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました。