ドイツ留学中に出会った個性豊かな友人たちとの思い出【Part2】

ドイツ留学
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みけ
みけ

久しぶりにドイツ留学中の思い出話だね~?

ねここ
ねここ

うん、ある程度記憶を整理してから書くことにしたんだ!

こんにちは、ねここ(@nekohuman1)です。

わたしは幼少期をドイツで過ごしました。まだ小さかったのでドイツでの記憶はありません。
日本に帰ってから両親はドイツの文化を取り入れて生活していました。
そんなわけで私は母が作ったドイツ料理を日本の料理だと思って食べていましたし、両親が話していたのでドイツ語も身近な存在でした。

そんな私が大学時代にドイツに留学したことは自然なことだったと思いますが、
ドイツで生活していたのが赤ちゃんの頃だった私は、
「あ、これって日本の料理じゃなくてドイツの料理だったのか」といった感じで日本のこともドイツのこともよくわかっていない自分と出会いました。

私自身は普通の日本人として生きてきたつもりでしたが、周りからは少し変わった日本人だったかもしれません。でもそんなわたしだからこそ、異文化適応能力があり、留学中もいろんな人と仲良くなることができました。

今回はドイツ留学中に出会った友人との思い出の一部を紹介したいと思います。

ちなみにパート1はこちらです。

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日本でいじめを経験した「日本人」

ドイツで生活していると、なんとなく日本人コミュニティというのができるんですよね。
わたしが留学していたときは日本人は8人だったと思います。
半年ほど経ったある日、留学生の友人から日本人を紹介するといわれて「知っている人だろうな」と思いながらついていくと、私が全く知らない留学生の男性がいました。

あれ?半年も留学しているのにわたしは彼の存在をずっと知らなかった…
と思ったのですが、

話しを聞いてみると、彼はアメリカから来たんだそうです。
日本で生まれて、日本的な男性の名前を持っていて、大学入学まではずっと日本で暮らしていて、大学からはアメリカに引っ越ししたそうです。今はドイツに留学しているけれど、留学が終わったらアメリカに戻るとのこと。日本に帰るつもりは今のところはないと話していました。

「そうなんだ。アメリカに引っ越ししたのは何かきっかけがあったの?」と聞くと、

「実は僕、日本でずっといじめられていて…。僕のお母さんが中国人で、僕のお父さんは韓国人なんだ。両親は日本に住んでいたし、両親の共通語は日本語だから僕の母国語は日本語なんだ。日本でずっと育ったから自分では日本人だと思っていたけど、周りはそう見なかったんだ。アメリカやドイツではいろんな人がいるのが当たり前だから僕の存在は普通に受け入れてもらえて、今ではもう自分はスペシャルな存在だと前向きに受け止めることができたよ」

こう話してくれました。

わたしは日本で「外国人相談員ボランティア」のようなものに登録していて、日本にいる外国人の相談で多いのは、「こどものいじめ」であると聞いていました。
(私自身はこのセンシティブな件に対応したことはないのですが…)

彼の話しを聞いて、正直なんて言ったらいいのかわからなかったです。
私は彼から見れば完全なる日本人でした。両親は日本人ですし、パスポートも日本のものを持っていました。でも、私の兄もドイツに住んでいたために日本語学習が遅れてしまってうまく話せないのを理由にいじめられているのを見ていたので、気持ちは痛いほどわかりました。

彼の話しを聞いて、彼の現在一番使っている言語であろう英語で「Sorry」と言いました。
英語のSorryは謝るときの意味もあるし、お気の毒に…といった意味もあるからです。
それまで私たちは日本語で会話をしていましたが、わたしは彼の文化に、彼の心に寄り沿いたい気持ちであることを伝えたかったのです。

彼にとっては日本にいい思い出がないだろうし、ましてや日本人なんて最悪な人種だと思っているだろうに、それでも見た目完全に日本人の私につらい記憶を話してくれたのはすごく嬉しかった。日本人を避けたり、裏でだけ悪口を言ったり、そういう選択だって彼にはあるはずなのにそういったことを彼はしませんでした。

それはきっと、彼自身が「自分は韓国人でも中国人でも日本人でもあるけれど、ある意味どれも違う」と「枠組み」というものに悩んでいたからこそ、私自身を「いじめる日本人」のカテゴリーに当てはめることをしなかったんだと思います。

確かにわたしは「彼をいじめた日本人」ではありませんでした。でも一度そういった経験があると、日本人は全員そうだ、と決めつけたくなるのではないかなと思うのです。それでも単純化せずに、きちんと理解して私と接してくれました。彼には感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。

それだけ彼の中で自信がついていて、自分の特殊な部分を今は自分自身で愛しているということなのだと思います。いい距離感で日本の良さを感じられているのかもしれません。
このまま彼らしく生きていってほしいと遠くから願っています。

私は韓国の紹介をしに来た人なの?

韓国から来た留学生の友人の話しです。
授業が終わって一緒に帰っていたときに突然彼女が「ねここといるとラクだなぁ」と言いました。

なにか嫌なことでもあったのかと思って理由を聞くと、
ドイツに留学してからというもの、自分の国の話しばかりしているんだそう。
他の留学生から「韓国ではどうなの?」と聞かれることが多くて疲れたと…

「私は確かに韓国人だけれど、私は私…国の説明をしに来たんじゃないのに国の質問ばかりで疲れちゃった。ねここは韓国のこと聞かないでくれるから嬉しいよ」と言われました。

わたしは確かに国についての質問はしていませんでした。
正直に言うと、私自身がそういう質問をされると困るからしなかっただけでしたが。笑

「日本が好き!」「日本について教えてほしい!」と言ってくれる人は確かにたくさんいて、それを聞くと嬉しかったです。でも日本ばかりの質問をされると正直しんどかったです。特に「日本人って普段何を食べているの?寿司?」と聞かれたときは困りました。
普段食べている物とか…私の家はドイツ料理とか食べてるわけなので、普通じゃないし…
「わたしが普段何を食べているのか」であれば答えられるんですけどね。日本代表のような質問の答えを自分がするとなると恐れ多いんですよね。質問してきた人は典型的な日本人の答えを求めている気がするし。

日本に興味がある人よりも、日本がどこにあるのかすらよくわかんないくらいの人の方が居心地がよかったです。そういう人で私と一緒にいた人は私自身に興味を持ってくれていたからです。
「ねここは何をするのが好きなの?」「どうしてドイツ語を学んでいるの?」といった感じです。

もちろん日本について話すときもありましたよ。
仲良くなっていくと「帰国したらどうするの?」といった質問から就職の話しになり、日本の新卒システムについて話したり、日本の仕事の文化について話したりしました。

韓国からきた友人とはこのことがあってからどんどん仲良くなりました。
わたしはドイツ留学中に発生した悩みを日本にいる家族や友人に伝えることはしませんでした。ドイツにいる人間関係の中で全て解決していました。彼女も同じでした。ドイツで韓国についてばかり聞かれて辛いって韓国にいる友達に相談したところで、想像はできても実際に理解するのは難しいと思っていたんだと思います。
そもそも、ドイツにいるだけで「うらやましい」「尊敬する」と言われることが多いので、相談しにくかったというのもあると思います。

私が韓国で彼女に出会ったり、彼女が日本に来て私と出会っていたら、ここまで仲良くなれなかったかもしれません。同じドイツに来た留学生という立場だったからこそ私と彼女は心の交流ができました。

個人個人が仲良くなることが、国と国をつなげるということを彼女が教えてくれたような気がします。
今でも日本で地震があると真っ先に連絡をくれるのが彼女だったりします。

最後に

今回はドイツ留学中に出会った留学生の仲間との交流をもとに記事を書きました。
本当は4人分こちらの記事に書きたかったのですが、想像以上に長くなってしまったのでまた次回にまわします。
今では私も含めみんな帰国しましたが、先日、ドイツで一緒に生活していた友人が日本に遊びに来てくれました。

ドイツでは日本の話しをしてもうまく伝わっている感じがしなかったので、彼女が来日して、日本の状況をより理解していたので、わたしも自分の置かれている状況をより細かく伝えられて嬉しかったです。

だから私もいろんな国をまわりたいな。
みんなのことをもっと理解できて、そうすればもっと深く心の交流ができると思う。
一生会えないだろうと思っていた友達とまた会えるのは素敵だし、それができる時代だと思うから。

そのためにはお金を稼がないとですね。
ブログは最初は収益化を目指していたけれど、最近は自分自身をブログに前面に出すのが楽しくなってしまったから…また別の稼ぐ方法を模索しようと思います。

では、おやすみなさい。

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